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【サッカー日本代表】虚偽報道疑惑を経て復帰の伊東純也「森保さんとコミュニケーションを取ってきた」「(中村)敬斗のことは、シンプルに応援していた」

中国戦に向けて練習で汗を流す日本代表の伊東純也。(C)佐藤亮太

フランスでは「みんな温かく迎えてくれましたし、記者の方たちも普通の方たちだったので(苦笑)…」。W杯最終予選初戦の中国戦へ「一戦目からしっかり勝つ」と意欲!

[北中米W杯アジア3次予選 C組第1戦]日本代表 – 中国代表/2024年9月5日19:35/埼玉スタジアム

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)に7か月ぶりに復帰した伊東純也(スタッド・ランス)が9月3日、練習後の取材に応じて、5日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)の第1戦・中国代表戦に向けて抱負を語った。

 1月のカタール・アジアカップ期間中に週刊誌報道により、チームからの途中離脱を余儀なくされた。チームもイラン代表に敗れてベスト8敗退に。その後の虚偽報道疑惑に揺れたなか、刑事事件は不起訴になり、ようやく代表復帰を果たした。

 伊東はこの間、森保一監督とも連絡を取り合っていたという。

「嬉しいですし、チームに貢献したい気持ちでいます。(この7か月間の気持ちは?)森保さんとはコミュニケーションを取っていましたし、(スタッド・ランスのチームメイトである)(中村)敬斗が代表に入り、シンプルに応援していました。この夏は初めて代表に入らなかったオフになり、少しゆっくりと過ごすことができました」

 これまで森保監督は3月・6月シリーズのメンバー選考の記者会見で「伊東を守るため」招集しなかったと説明してきた。そうした指揮官の発言について伊東は「コミュニケーションをとってのたので、上手くやれていたと思います。いろいろ言われることもあるので、そういうことを考えてくれていたと思います。そこは話し合ってできていました」と振り返る。

 一方、フランスでの反応を問われると、こう語っていた。

「みんな温かく迎えてくれましたし、記者の方たちも普通の方たちだったので(苦笑)、大丈夫でした。(今夏は)日本ツアーでハードにやり、そのあとちょっと休み、いい感じで(シーズン開幕から)入ることができました。チームもそこまで悪い状態ではなく、個人としても点を決めてからこちらに来れて良かったです」

 前回の最終予選初戦初戦・オマーン戦(●0-1)では、堂安律とともに63分から投入されたものの、88分に失点を喫して敗れている。31歳になったウインガーは「ゴールやアシスト、自分がやるべきことをして勝たせられればと思います」と、得点へのこだわりを口にしていた。

「前回のアジア最終予選は初戦を落として自分たちで難しくしてしまったので、今回は一戦目からしっかり勝って、いい状態で臨んでいければ、より良いかなと思います。一発目頭から追い込まれる必要はないですから」

 日本はこの9月シリーズ、5日にホーム埼スタで中国と戦い、そのあと10日(日本時間11日)にアウェーでバーレーン代表と対戦する。

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 果たして、伊東の先発起用はあるのか。三笘薫との”二本の槍”が再び結成されるのか!? その猛烈なアタックが、日本の前線をよりダイナミックに活性化させる。

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