「少し環境を変える」日本代表DF冨安健洋の復帰時期未定、アーセナルのアルテタ監督が数週間チームを離れると明かす
冨安健洋 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「数週間、環境を少し変えることになる」
イングランド・プレミアリーグ アーセナルFCのミケル・アルテタ監督が11月22日、翌日のホームでのノッティンガム・フォレストFC戦に向けた記者会見に臨み、そのなかで負傷離脱中のサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF冨安健洋(Takehiro TOMIYASU)について、治療をより早めるためにも気持ちをリフレッシュする必要性があり「数週間、環境を少し変えることになる」と明かした。
アルテタ監督は記者会見で、「彼はこれから数週間、治療を続けるために離れ、環境を少し変えるつもりです」と説明。ヒザのケガから10月に復帰したものの、わずか1試合に出場して離脱し、再びリハビリに努めてきた。ただ、状態は思わしくないようだ。
アルテタ監督は徹底して仕事と向き合う冨安の姿勢を評価し、だからこそ、そういった環境から少し“開放”させる必要性を強調している。
「彼は24時間働き通すことで調子を良くしたい男で、だからこそ調子が悪いとひどく落ち込みます。だから、できるだけ早く復帰できるように、そういうことを試す最善の機会を与えるつもりです」
「もし、それが何かのキッカケになり、何かを解き放ち、彼を助け、できるだけ早く復帰できればいいのですが。辛抱強く待つ必要があります」
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ここから年末年始など再び大連戦へと突入するなか、冨安不在でアーセナルは戦うことになる。アーセナル対ノッティンガム・フォレスト戦は23日24時にキックオフを迎える。