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【日本代表】規格外! 浦和からSTVVへ移籍したGK鈴木彩艶「このキーパーがいるから守備がストロングだと思われる存在になりたい」。21歳の新守護神候補、チュニジア代表を無失点に抑える

日本代表の鈴木彩艶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「最後のシーンでも、連係のミスが少しあったので、そういったところを高めていきたい」

[キリンチャレンジカップ2023] 日本代表 2–0 チュニジア代表/2023年10月17日19:10/ノエビアスタジアム神戸 

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が古橋亨梧と伊東純也のゴールで、チュニジア代表に2-0の勝利を収めた。日本は5試合ぶりの無失点で、6月シリーズから6連勝となった。

 GK鈴木彩艶は日本代表2試合目、海外組を含めたフルメンバーでは初の試合で、無失点勝利に貢献した。試合終了間際にヒヤっとする場面もあったが、パリ・オリンピック世代にもあたる21歳の守護神候補は90分間通じて堂々としたプレーを披露した。

「(前半は)相手が引いていたので、そこまでプレーするシーンがありませんでした。後半数本パスを放ちました。そのショートパスは確実につなぐ部分であり、後半はじめのワンタッチのところなど質を高めていきたいです。最後のシーンでも、連係のミスが少しあったので、そういったところを高めていきたいです」

 今回は鈴木、大迫敬介、前川黛也というフレッシュな顔触れが招集され、前川の辞退に伴い小島亨介が追加で加わった。

「レベルの高いゴールキーパー陣が揃っていて、まだまだ自分が劣っているところもあります。まず自チームでしっかり結果を残して、この舞台で試合に出られるように戻ってきたいです。ゴールキーパーに求められるのは安定感。その安定感をいかに高めていくか。また武器であるクロスに対するアタックなど、このキーパーがいるから守備がストロングだと相手に思わせられる存在になりたいです」

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 この夏、浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)に移籍。STVVでもレギュラーポジションを掴んでみせた。ここからどのように進化を遂げていくのか――とても楽しみだ。

Posted by 塚越始

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