【サッカー日本代表】遠藤航が改革中の中国代表を警戒「力のあるチーム。選手の良さを生かしてくる」。北中米W杯アジア最終予選がいよいよスタート!

前回オマーンを率いて日本を下したイバンコビッチ監督のもと再建を図る。

［北中米W杯アジア3次予選 C組第1戦］日本代表 – 中国代表/2024年9月5日19:35/埼玉スタジアム

　サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）のキャプテン遠藤航が9月4日、翌5日の北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選（3次予選）の第1戦・中国代表戦に向けた公式記者会見に森保一監督とともに臨み決意を示した。

　中国代表には前回カタールW杯のアジア最終予選で2連勝を収めている。しかし、退陣した当時のリー・ティエ（李鉄）監督が賄賂を役員に渡してポストに就いたことや中国超級リーグの武漢時代に八百長をした疑惑など告白。汚職に満ちた中国サッカー界の現実が露呈されて国中に激震が走った。

　その後、前回オマーン代表を率いたクロアチア人のブランコ・イバンコビッチ監督が就任。立て直しを図ってきた。

　遠藤は「力のあるチーム。チーム戦術を共有することが大切。相手をリスペクトすることは大切だが、チームとして最大限のパフォーマンスを発揮できなければいけない」と語り、改革中の中国代表を次のように警戒した。

「かなり日本のことをよく分析している監督です。前回のような戦いではなく、多分、中国代表の選手の良さをしっかり出すサッカーをしてくる印象を受けています。

　自分たちがボールを持つ時間が長くなると予想しているので、そこでのマネジメントやカウンター対策はしなければいけない。あとは背の高い選手がいるのでセットプレーの対応は、しっかり準備しなければいけないと思っています」

関連記事>>【サッカー日本代表】中国戦スタメン予想［4-3-3］鎌田大地、南野拓実、久保建英、堂安律…様々な組み合わせで相乗効果に期待

　FIFAランキングは日本18位（アジア1位）、中国87位（13位）。日本対中国の一戦は9月5日19時30分から、埼玉スタジアムで行われる。