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「なんだ今のパスは…」小野伸二が久保建英を絶賛。サッカー日本代表、ジーニアスの共鳴!

日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

W杯アジア最終予選バーレーン戦、途中出場から絶品スルーパスを連発。

[北中米W杯アジア3次予選 C組 第2戦]バーレーン代表 0-5 日本代表/2024年9月11日1:00(現地10日19:00)/バーレーン・ナショナル・スタジアム(リファー)

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)の第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がバーレーン代表に5-0の勝利を収めた。日本はC組唯一の2連勝で首位に立った。

 この試合の85分、南野拓実と65分に代わってシャドーのポジションに入っていた久保建英が自陣から振り向きざまの縦パスを放つと、左ウイングバックの位置から駆け込んでいた中村敬斗にピッタリと合わせた。中村の2タッチ目のコントロールが大きくなって、そのあとのラストパスを小川航基がダイレクトでシュート。しかしGKに完全に読まれてキャッチされた。

 久保の左足から放たれた絶品のスルーパスに、DAZNで解説を務めた元サッカー日本代表の小野伸二氏は、バーレーン代表のドラガン・タライッチ監督の困惑した表情が映し出されると「なんだ……なんだ今のパスは、って感じでしょうね」と気持ちを”代弁”した。現役時代にはチームメイトの特長を見事に引き出すベルベットパスから数多くのゴールを演出してきた小野氏だが、ジーニアスの共鳴と言っていいだろう、久保のその視野の広さを絶賛していた。

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 久保はその1分後にも小川への完璧なスルーパスを放った。しかしフリーで抜け出した小川は、GKがスペースを消しているサイドに強引かつ力ないサイドキックのシュートを枠外に放ち、決定的なチャンスをフイにした。このプレー選択に小野氏は「動き出しはとても良かった。(外から駆け込んでいた)浅野(拓磨)選手が見えているかどうかはすごく大切でした」と、逆に視野が狭くなってゴールの確率を下げていた点を指摘していた。

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