【浦和】FC東京に力なく敗れブーイング…。スコルジャ監督「とても残念。大きなハードワークをしながら連勝を目指しました」

「チャンスを作れていました。しかし偶然から失点してしまいました」

［J1 31節］浦和 0-2 FC東京/2024年9月21日19:00/埼玉スタジアム2002

　J1リーグ31節、浦和レッズはFC東京に0-2で敗れ、リーグ連勝はならなかった。昨季以来となる”埼スタ”復帰戦となったマチェイ・スコルジャ監督だが、ミスから2点リードされたあと、様々な手を打ったものの流れを変えられなかった。試合後にはサポーターからブーイングも起きた。

　スコルジャ監督は試合後の記者会見で、「とても残念です。大きなハードワークをしながら連勝を目指しました。自分たちの技術が試された試合でした」と悔しそうに振り返った。

「立ち上がりは非常に良かったと思います。支配しながら悪くなく、チャンスを作れていました。しかし偶然から失点してしまいました。そのあと反応せざるを得ませんでした。数分後、ハンドからのPKが待っていました。それが我々にとって、より難しい障害となってしまいました。自分たちのリズムを失い、立ち上がりのようなパフォーマンスを見せられなくなり、貴重な時間を費やしてしまいました」

　後半も一時は主導権を握れた。そのあと原口元気をトップ下に投入、さらにチアゴ・サンタナと松尾佑介の2トップとシステムを変えて攻撃的に行った。しかし「明らかなチャンスという形を作れませんでした」と、今回の結果……現実を受け止めた。

　最後のカードで小泉佳穂が投入されたあと、チャンスは訪れた。それでもゴールはこじ開けられなかった。

「このような試合でも冷静にゲームマネジメントして試合を進められないといけません。ロッカーでは、常に次のプレーのことを考えようと話しています。しかし、それが上手く出ない試合になってしまいました。この教訓を生かし、次の難しい神戸とのアウェーゲームに向かわないといけません」

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　浦和は次節9月28日、神戸とノエビアスタジアム神戸で対戦する。