【浦和】キャプテン4人制、その狙いは? 曺貴裁監督「あらゆる方向から、オープンに話せるチームに」。西川周作、宮本優太、金子拓郎、渡邊凌磨が就任
浦和の宮本優太。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
「彼ら4人には自覚を持って頑張ってもらいたいですし、逆に彼らをフォローする周りのサポートも同時に必要だと思っています」
J1リーグの浦和レッズは8月5日、2026-27シーズンのチームキャプテンを発表した。特定の一人を主将とする従来の体制ではなく、西川周作、宮本優太、金子拓郎、渡邊凌磨の4選手がチームキャプテンとしてチームを牽引する。
新体制について、曺貴裁監督は同日の取材対応で、その狙いを次のように説明した。
「浦和レッズの歴史もありますが、最初は『そもそもキャプテンを決めなければいけないのかな』とも思いました(※ゲームキャプテンのみを置くチームもある)。ただ、今は誰か一人をキャプテンにするよりも、グループとしてチームキャプテンという形のほうがいいと考えました」
4人体制にした理由については、「複数の選手がその役割を担うことで、選手とスタッフ、監督と選手があらゆる方向からオープンに話せる雰囲気を作りたかった」と説明する。
さらに、「『キャプテンだから監督に伝えてくれ』という形ではなく、その4人がそういう意識を持ってチーム全体を見ながら関わっていくほうがいいと思った」と、その意図を明かした。
4人の選出については、「ポジションのバランスも考えて選んだ」としつつ、「正しいか間違っているかというより、自分自身のフィーリング」と語った。
曺監督自身も、これまで4選手によるキャプテングループを置いたことはなかったという。「組織論では、リーダーを複数にすると良くないという考え方もあると本で読んだこともあります。ただ、それはやってみないと分からない」と、新たな試みに挑戦する考えを示した。
そのうえで、「今のところは、4人だけでなく、指名されていない選手も含めてワンチームをつくれる空気になっていると思っています」と手応えを口にする。
今季就任した指揮官は「彼ら4人には自覚を持って頑張ってもらいたいですし、逆に彼らをフォローする周りのサポートも同時に必要だと思っています」と、新シーズンへ向けてチーム全体で支え合う体制づくりの重要性を強調した。
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