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「夢を掴み取るその日まで」日本女子代表DF北川ひかるが浦和から新潟に電撃移籍

なでしこジャパンとして臨んだE-1東アジア選手権で試合を見守る、浦和レッズレディースの北川ひかる(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

2014年のU-17女子ワールドカップ優勝メンバー。

 浦和レッズレディースの北川ひかるが9月19日、アルビレックス新潟レディースに移籍することが発表された。

 北川は1997年年5月10日生まれ、石川県出身の21歳。これまでのキャリアは、JFAアカデミー福島―浦和レッズレディース 。なでしこリーグ通算43試合4得点、リーグカップ17試合2得点、皇后杯5試合0得点。

 なでしこジャパン(日本女子代表)5試合0得点。2014年のFIFAU-17女子ワールドカップ優勝メンバー。主にサイドバックを務め、中盤でもプレーする。

 北川は次のようにコメントを発表している。

「このたび、浦和レッズレディースからアルビレックス新潟レディースへ移籍することになりました。急なことで驚かせてしまったこと、本当に申し訳ありません。自分と向き合いながら考え続け、悩み続けた結果です。

 大好きな浦和レッズと関係者のみなさん、そして大好きなファン・サポーターのみなさんやこの街から離れることを考えると寂しい思いでいっぱいです。特別指定選手としてプレーし始めてから3年半、未熟な私を応援し、あたたかく見守ってくださったみなさんには感謝という言葉しか見つかりません。

 浦和駒場スタジアムに鳴り響く、大きな声援はいつも私の力の源でした。

 ケガで苦しんでいるとき、プレーがうまくいかないとき、みなさんに何度も何度も助けられ、支えていただきました。本当にありがとうございました。 そして、チーム・スタッフのみなさん、うれしいとき、辛いときや悲しいときも一緒に過ごせた時間がとても大切に思えます。ありがとうございました。

 浦和レッズレディースの選手であったことを誇りに思っています。 最後になりましたが、クラブ関係者のみなさんには最後まで優しい言葉をかけていただき本当に嬉しかったです。 私の選択を受け入れてくださったこと、感謝しています、大変お世話になりました。 新しい環境に身を置くことはサッカー人として、一学生として、困難なこともたくさんあると思います。 決断したからには覚悟を持ち、サッカーに全力を尽くし、夢を掴み取るその日まで前に向かって進んでいきます」

文:サカノワ編集グループ

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