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リバプール遠藤航が今季初先発か、スロット監督「誰にチャンスが回ってくるか見てみましょう」。カラバオカップ連覇へウェストハムと対戦

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

直近のリーグ戦では屈辱のメンバー外。今回はターンオーバーが濃厚だが果たして!?

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCを率いるアルネ・スロット監督が9月24日、翌日(日本時間25日4:00)からのカラバオカップ3回戦ウェストハム・ユナイテッド戦に向けた記者会見を行い、ターンオーバーの可能性を示唆した。直近のリーグ戦AFCボーンマス戦(〇3-0)で今季初のメンバー外となった日本代表キャプテンの遠藤航だが、果たしてスロット体制下での公式戦初先発のチャンスを得られるだろうか。

 昨シーズン遠藤もタイトル獲得に大きく貢献した大会でもある。スロット監督は、チームで出場機会を得られていない選手たちもそれぞれ自国の代表チームではプレーしていてコンディションは保てていると感じるという。チームとしてのトレーニングマッチは組めずにいるが、「だからこそ、ここ数試合、少しずつローテーションを組んでいる」。そこで「ダルウィン(ヌニェス)やコーディ(ガクポ)もチャンスを掴んでいる」と説明している。

 チーム内での切磋琢磨した競争は起きているということだ。そうしたなか、今回は連戦が続くなかでターンオーバーできる機会であり、「明日誰にチャンスが回ってくるか見てみてみましょう」と、オランダ人指揮官はある程度の先発の入れ替えを示唆している。いずれにせよ、ほぼ全員にシーズン中にチャンスは来るはずだとも語っている。

 屈辱のボーンマス戦メンバー外となった遠藤だが、果たして先発のチャンスは待っているのか。機会が到来すれば、スロット監督が求めるアタッキングフットボールの中で、自身の役割を示すことも求められる。

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 ある程度の出場時間を得られた際には、周囲の良さを引き出す仕事を重視するのか、遠藤も攻撃に積極的に関与していくのか。そのあたりのプレー選択も注目される。