【浦和】ヘグモ前監督が古巣ヘッケンの新指揮官に就任か。SDが言及「彼はファンタスティックで…」
ヘグモ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
昨季まで2冠をもたらす。しかし現在スウェーデン1部リーグ9位と低迷。
スウェーデン1部アルスヴェンスカンのBKヘッケンが9月21日のリーグ23節、首位の強豪マルメFFに0-4の大敗を喫した。9位のヘッケンはマルメと20ポイントの差がつき、ポール・アルネ・ヨハンセン監督が解任された。
そこでヘッケンを昨季まで3年間率いて、リーグとスウェーデンカップを制している前浦和レッズのペア=マティアス・ヘグモ前監督が後任として浮上している。
『エクスプレッセン』は9月23日、ヘッケンのスポーツディレクター(SD)であるマルティン・エリクソン氏を電撃取材。同SDは当面の間、19歳以下のチームを率いてきたスタッフ陣が昇格し、トップチームを率いることになるという。
一方、浦和を退団したことで、昨季まで率いた元ノルウェー代表指揮官のヘグモ氏が「フリーになっているのは知っているか?」との問いに、エリクセンSDは「はい、そうですね」と笑顔で答えたそうだ。
そしてヘグモ氏について質問されると、次のように答えている。
「彼はファンタスティックであり、私も友人として付き合いのある監督です。私が彼について言えるのはそれくらいです(復帰の可能性は?)今は、ここにいる選手・スタッフに集中しましょう」
そのように今後の交渉について否定はしていない。両者は親しい関係であり、何かしらの接触はあるのではないかと見られる。
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ヘッケンに2冠をもたらして、ヨーロッパリーグ(EL)予選の出場権も獲得するなど、現地では一時代を築いた名将である。64歳のヘグモ氏が想定外であった浦和での電撃退任から約1か月、再び現場に向かう気持ちを奮い立たせることができるのか。そのメンタル面がポイントとなるか。