PAOK加入の香川真司がインタビューで決意「クラブ、監督といい話し合いを重ねてこられた」
PAOK加入が決まりインタビューに応じる香川真司。※Youtubeの『PAOK TV』より
「この伝統のあるクラブのユニフォームを着て戦えることは誇り。その強い覚悟をピッチの上で、ファンに見せていきたい」
ギリシャ1部のPAOKテッサロニキと正式契約を結んだ日本代表MF香川真司が1月28日、さっそくクラブの運営する『PAOK TV』に登場してインタビューに応じた。その模様がユーチューブのPAOK公式チャンネルでも配信されている。
香川は2022年のシーズン終了まで契約を結び、背番号は「23」に決まった。
このインタビューでは、冒頭「長い1日でしたが、しっかり契約を結べて、明日からはサッカーに集中できると思います」と、さっそくPAOKの一員としての決意を示している。
レアル・サラゴサでのプレーオフ後、長い期間、実戦から遠ざかってきた。その点について香川は「常にいい準備をして、いいトレーニングをしてきました。早くピッチに立ちたいですし、自分の全ての力をこのチームに還元できるように、全力を尽くすだけです」と自信を示す。
なぜPAOKに決めたのか? 31歳のアタッカーは「ギリシャの中でもビッグクラブですし、何よりクラブ、監督を含めて、常にいいミーティングを重ねてこられました。そういったことも大きな要因になりました」と頷く。
「監督とも話をさせてもらって、そのやりたいサッカーであり、自分自身もプレーするイメージができました。早くピッチに立ち、監督のやりたいサッカーをチームメイトと体現したい。必ず上へ行けるはずです」
モノクロのストライプ。PAOKのユニフォームを着た香川は戦闘モードに突入する。
「この伝統のあるクラブのユニフォームを着て戦えることに誇りを持っています。その強い覚悟をピッチの上で、ファンに見せていきたいと思います。PAOKの一員になれて非常に嬉しく思いますし、自分の全てを出して、チームのために成功を収めたい。ファンは非常に熱いと聞いているので、一緒に戦ってもらいたいと思います」
ドイツ、イングランド(イギリス)、トルコ、スペイン、そしてギリシャと5か国目の挑戦になる。加えて1部リーグへの復帰でもある。PAOKの「23番」として、香川がテッサロニキで新たな挑戦をスタートさせる。
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[文:サカノワ編集グループ]