【湘南3-2鹿島】ベルマーレ0-2から鮮やか逆転勝利! アントラーズ、優勝争いから完全に脱落
鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
J1残留へ大きな3ポイント。
[J1 32節]湘南 3–2 鹿島/2024年9月28日19:00/レモンガススタジアム平塚
J1リーグ32節、湘南ベルマーレが0-2から3ゴールを奪って、鹿島アントラーズに逆転勝利を収めた。湘南はJ1残留に向けて大きな3ポイントを獲得。一方、鹿島は優勝争いから完全に脱落した。
立ち上がりから球際の強度で上回る鹿島が優勢に試合を進める。そして22分、右サイドバックの濃野公人が先制点を決める。さらに27分、鈴木優磨のアシストから再び濃野が決めて2-0とする。
試合の主導権を握った鹿島だが、前半終了間際、鈴木章斗が決めて1点差とされる。
後半に入ると、湘南の前線が高い強度を発揮。立ち上がりから飛ばした鹿島がパワーダウンしたところを逃さず、ホームチームは敵陣で試合を進める時間を増やす。
しかも鹿島のボランチから後方のプレスがほとんどかからない。そして65分、三竿健斗、濃野と球際に行けず、攻め込んだ左サイドバックの畑大雅がシュートを突き刺して同点に。
さらに67分、見事なパスワークから、最後は福田翔生が決めて、ついに3-2と逆転に成功した。
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鹿島は負傷離脱中だったチャヴリッチが途中出場。最後は交代出場した藤井智也が決定的なシュートを放ったが……枠を捉え切れなかった。
湘南は勝点35に伸ばし、16位に浮上した。鹿島は勝点50のまま、優勝争いから完全に脱落した。