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レアル・マドリードが冨安健洋を狙う!? カルバハルの負傷離脱で

冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

『フットボール・トランスファー』が推奨、確かに役割は合致する。

 スペイン1部レアル・マドリードのスペイン代表DFダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)がこのほど、ビジャレアルCF戦でヒザを負傷し靭帯損傷により、長期離脱を余儀なくされた。しかしクラブは32歳の右サイドバックと、負傷後に2025年6月までだった契約をさらに更新するという粋な計らいを見せた。

 マドリードを支えてきたいぶし銀は今回、前十字靭帯、外側側副靭帯、膝窩腱を断裂する重傷を負った。最低でも全治まで8か月はかかると見られる。

 そうしたなか『フットボール・トランスファー』は具体的に、ダニ・カルバハルに代わる戦力として推奨される候補5人を挙げている。

 マドリードがオファーを出すと噂されてきたリバプールFCのトレント・アレクサンダー・アーノルドが“最有力候補”であるのは変わらない。ただし、リバプール残留もあり得るだけに、ペドロ・ポロ(トッテナム・ホットスパーFC)、アレックス・ヒメネス(ACミラン)、そしてレアルにUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)で勝利を収めたLOSCリールのティアゴ・サントスらも推薦。さらにアーセナルFCの日本代表DF冨安健洋も“リストアップ”している。

 冨安について同メディアは、今季これまで負傷により出場機会が少なかったため、来夏まで待たず、来年1月の段階でも、比較的安価で獲得できるのではないかと予想。また、サイドバックを主戦場にセンターバックをこなせる(さらに左も)あたり、確かにカルバハルとも共通したポリバレントな才能を持っているので、適応できるのではないかと展望する。

 加えて、もしもベンチスタートであっても腐らないだろうという点も考慮すると、「レアル・マドリードに長期的なメリットをもたらす人材だ」と評価し、推しているのだ。

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 先週末ようやく途中出場で戦列復帰した冨安が、このまま離脱せずシーズンを戦い抜きアーセナルに悲願のタイトルをもたらせれば……。もしかすると、アレクサンダー・アーノルドとともに、レアル・マドリードが希望する候補者リストに”TOMIYASU”の名前が具体的に浮上するかもしれない。