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アーセナルのエドゥSDが辞任「親友となったミケルと一緒に仕事ができて嬉しく思う」

冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「今は新たな挑戦をする時。アーセナルはいつも心にあります」

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF冨安健洋の所属するイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCは11月5日、スポーツダイレクター(SD)のエドゥ・ガスパール氏が同日に辞任したと発表した。

 OBであるエドゥ氏は2019年7月にテクニカル・ディレクター(TD)として加わり、2022年11月から男子・アカデミーを統括するSDを担ってきた。クラブは「エドゥがフットボール戦略の刷新で果たした役割、アーセナルの価値観を胸にクラブを前進させてくれたことに感謝しています」と敬意を表している。

 エドゥ氏はハリス卿やフロント幹部などにまず感謝し、「男子、女子、アカデミーの各チームでの素晴らしい同僚、特に親友となったミケルと一緒に仕事ができたことをとても嬉しく思っています」と、ミケル・アルテタ監督への特別な想いを語っている。

「今は新たな挑戦をする時です。アーセナルはいつも私の心の中にあります。クラブとサポーターに良いことがあり、最高の結果をもたらすことを祈っています」

 そのようにエドゥ氏は「新たな挑戦」のための決断だと明かしている。

 この強化体制の変更についてアーセナルは「変化と進化は私たちのクラブの一部。 私たちは戦略や大きなトロフィーを獲得することに集中し続けます。私たちの後継者の計画は、継続的な野心を反映するものになります」と、後任人事の条件についても言及している。

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 年明けからは、移籍マーケットが開くことに加え、今季で契約満了を迎える選手との交渉も可能になる。そうしたことを踏まえてのこのタイミングでの決定になったと言える。果たして新たな強化責任者は誰になるのか注目される。

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