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権田修一の新天地はJ1以外? 最終戦で激白「来年もエスパルスで戦いかった。僕を残さないと1年前に告げてきた方々に後悔させるようなプレーを他のクラブでやっていきたい」

清水への加入が決まった権田修一。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「皆さんと対戦しないチームに行くように努力しようと思います。それで察してください」

[J2 38節]清水 1-0 熊本/2024年11月10日/IAIスタジアム日本平

 今季限りでの退団が発表されたJ2リーグ清水エスパルスのGK権田修一(Shuichi GONDA)が11月10日、ロアッソ熊本戦を終えたあとの最終戦セレモニーでサポーターの前であいさつに立った。そこで守護神はクラブから1年前の段階で今季限りで契約更新しないことを告げられていたと明かし、また新天地について「皆さんと対戦しないチームに行くように努力します」と語った。

  今季J2リーグ35試合に出場し、J1リーグ復帰に貢献した。ここ3試合はベンチ外だったが「元気でした」と明かし、「最後はユニフォームで話させてください」と58番のキットを披露してサポーターに語りかけた。

 今年4月に就任した反町康治GMから、このあいさつの場を設けてはどうかと提案されたと明かし、「ありがとうございます」とまず感謝した。また清水でプレーする機会を与えてくれた篠田善之氏、大熊清氏にも礼を述べ、「とても濃い4年間でした」と頷いた。

 すでにクラブ側からは1年前、今季限りで契約更新する意思がないと言われていたという。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の正守護神でもある権田は「来年もエスパルスで戦いかった。僕を残さないと1年前に告げてきた方々に、後悔させるようなプレーを他のクラブでやっていきたい」と少し悔しさも滲ませた。

 また、ホームで2勝しかできなかった2022シーズンから、「スタジアムの空気感が変わったと思います。日本のスタジアムでも4面全てをオレンジ一色で染められるクラブはなかなかありません。それを続けてくれれば、来年厳しい戦いになる可能性は限りなく低くなると思います」と、このまま日本平の猛烈なパワーをプラスに働かせてほしいと願った。

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 また、過去に経験してきたスタンドからの選手への罵声は、何も実りをもたらさないと指摘。そして権田は自身の去就について「来年のことは何も決まっていない。皆さんと対戦しないチームに行くように努力しようと思います。それで察してください」と語った。ということは……。