【FC東京】ベンフィカと戦略的パートナーシップ締結。若手のポルトガルでのプレー機会を創出へ
FC東京がベンフィカと戦略的パートナーシップを締結。(C)FC TOKYO
タレント発掘も、ベンフィカ基準の新たな視点を加える。
J1リーグのFC東京は11月12日、ポルトガル1部SLベンフィカと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
ベンフィカは現在ポルトガルリーグ3位、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場している強豪だ。今回、タレントの発掘や育成においてもヨーロッパトップクラスと認められているクラブとテクニカルパートナーシップの提携関係を築き、人的交流を促進していく。
このパートナーシップにより、FC東京のタレント発掘、育成環境に、新たな視点による分析と基準を加えるという。アカデミーやトップチームの若手を含めたタレントが、ポルトガルでプレーする経験を創出していく。
年に数回のコンサルタントの来日を通し、フットボール部門全体にベンフィカの専門知識を共有することで、次世代の才能の発掘や育成機会を広げるとともに、強化やフットボールビジネスを含むクラブのフットボール面全体の発展を目指す。
◎FC東京
川岸滋也代表取締役社長
「今回、このような形でSLベンフィカとの提携を発表できることをとても嬉しく思っています。ヨーロッパにおける強豪チームで、かつ選手の育成やスカウトに定評のあるSLベンフィカと提携することで、強化部門の連携やアカデミーでの人的交流を行うことができます。どのJリーグクラブもアカデミーに投資をしています。
そのなかで、我々は今回の提携によって、アカデミーの選手に対して質の高いキャリアの選択肢を提供できると思っています。 それは、現在在籍している選手たちにとっても大きなメリットですし、クラブの今後のアカデミーへのスカウティングやリクルーティングの活動にも十分寄与するものと思っております。両クラブの知見交換や選手育成での協働を通じて、FC東京としてはアカデミー分野のみならずクラブとしての発展につなげていきたいと考えております」
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◎ベンフィカ
ダビド ゴメス Technical Coordinator of Benfica’s International Programs
「SLベンフィカにとって、優れた技術レベルや非常に高い意欲など、高く評価されている能力を持つ若いアスリートたちと協働できることは大きなチャンスです。この挑戦は非常に偉大なもので、FC東京を育成年代のトレーニングにおける日本のベンチマーククラブにするために、私たちは大いに貢献できたらと願っています」