【浦和】11/22川崎戦「後半45分のみ」開催、異例となる前後半異なる監督での一戦へ。西川周作「ゴールを割らせないのが理想。覚悟を持って戦う」

「全力でハードワーク」、立ち上がりの攻防がポイントに。

［J1 28節］浦和 – 川崎/2024年11月22日19:00/埼玉スタジアム
※浦和の1-0リードで、後半開始からスタート

　J1リーグ28節、荒天により前半を終えた時点で中止・延期になった一戦、浦和レッズ対川崎フロンターレの「後半戦」が11月22日19時から行われる。浦和が1-0とリードしたスコアからの再開となる。

　キャプテンのGK西川周作が11月19日にオンラインによる取材に応じて、22日の”45分間”に向けて抱負を語った。

「45分だけという状況で、しかも1-0で勝っていて、交代選手も関わってきます。相手は点を取りに来ます。極端に言ったら、まず20分間全力でハードワークして、そこで交代して、さらに攻めてくることもあり得ます」

　今回はハーフタイムでの交代がないため、5人枠をこの45分間で活用できるという特別な環境になる。

「経験したことのない状況で、非常に楽しみな気持ちもあります。状況を考えると、簡単に勝てる相手ではない。そこは覚悟を持って戦わなけばいけません」

　守備面も攻撃面も、アグレッシブかつハードワークを怠らない――。そこがポイントになると西川も考える。

「守備でしっかりオーガナイズし、覚悟を持ちながら耐えることは、あえて想定しないといけない。そして相手が前掛かったところで隙を突いて、チャンスを作れるか。

　途中出場の選手もポイントになると思います。可能性がある限り上へ行きたいし、順位もひと桁台で終えられるように。全て勝って終わりたいです。ハードワークしやすい環境なので、ホームの力を借りて圧倒できるように戦いたいです」

　そしてこの試合は、世界的にも異例となる、記録上、前後半で異なる監督で戦うという一戦になる。前半はペア＝マティアス・ヘグモ監督、後半はマチェイ・スコルジャ監督。1-0ではあるが、後半でさらに追加点を奪えれば、浦和としてはより理想的な勝利と言える。

　西川は次のように”理想”の展開を語っていた。

「この試合が終わった時、ゴールを割られていないことが一番の理想です。もちろん攻撃力のあるチームなので、ゼロに抑えるためには相当の覚悟を持たなければいけないとイメージしています。特に試合の入りが大事になってくるのではないかなと思っています。そこで相手からやられて目を覚ますのではなく、自分たちから仕掛けて、守備も前線から追って、ハイプレスで圧力をかけていきたいです」

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　浦和対川崎の一戦は埼スタで、19時キックオフで行われる。チケットは発売中。