【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラが引退「クラブからは来季も一緒に戦おうと声をかけてもらいましたが…」
FC東京のディエゴ・オリヴェイラ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「この大好きなクラブで引退できるのは、とても幸せなこと」
J1リーグFC東京は11月28日、ブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラ(Diego Oliveira)が2024シーズン限りで現役を引退すると発表した。
ディエゴ・オリヴェイラ選は1990年6月22日生まれ、ブラジル出身の34歳。179センチ・82キロ。
2016年から17年まで柏レイソルで活躍し、2018年からFC東京でプレーしてきた。2020年にはルヴァンカップ優勝を果たしている。今季はリーグ30試合・6得点。J1リーグ通算は278試合・91得点。
ディエゴはクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「今シーズンをもって引退することを決断しました。この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。
クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています。
日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんの皆さまにお世話になりました。いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。
チーム関係者の皆さん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。色々なことを学び、成長できたことは皆さんのお陰です。
残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるのは、とても幸せなことだと思っています。 私の人生において忘れられない経験、そしてチームです。
まだ2試合あります。自分も悔いのないように精一杯試合に臨みたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターの皆さんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」