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エムバペに批判の嵐、「フットボール選手ですらない」フランス人記者。CLリバプール戦でPK失敗に加え走れず、レアル・マドリード0-2完敗

CLリバプール戦で敗れたレアル・マドリード。エムバペは無得点に終わった。(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

そもそも実力不足では…という指摘も。

[CL リーグフェーズ5節]リバプール 0-2 レアル・マドリード/2024年11月28日(現地27日)/アンフィールド

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ5節、リバプールFCがレアル・マドリードに2-0の快勝を収め、5連勝で同フェーズ首位に立っている。リバプールの遠藤航はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。

 一方、敗れたR・マドリードは2勝3敗。プレーオフ進出圏内ギリギリの24位と低迷している。

 マドリードの不甲斐なさが目に付いたが、批判の矢面に立たされているのがフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)だ。52分、アレクシス・マック・アリスターのゴールで先制されたアウェーチームだったが、61分、PKのチャンスを得る。

 ここでキッカーを担ったのがエムバペだった。しかし向かって右に蹴ったキックはリバプールのクィービーン・ケレハーに完璧にセーブされてしまう。

 70分にはモハメド・サラーのPK失敗もあったが、76分に交代出場のコーディ・ガクポに追加点を奪われ、0-2の完敗を喫した。

『RMCスポーツ』では試合後、コメンテーターでありジャーナリストのダニエル・リオーロ氏が低調だったエムバペを厳しく批判し、話題を集めている。

「彼はPKを外しただけでなく、他のシュートもひどかった。現時点で彼のコンディションはとても悪く、不安を滲ませているようだ。フットボール選手ですらない。フィールド上で何もできず、何も達成できず、走ることさえできなかった。どん底の状態にある」

 右足大腿二頭筋負傷のロドリゴに続き、ハムストリングス負傷による全治約3週間と診断されたでヴィニシウスが不在に。そうしたなか、新エースとしての活躍が期待された25歳のフランス代表のナンバー10だが、走ってのチームへの貢献度も物足りず、さらにブラヒム・ディアスとの2トップも連動したシーンは限られた。

 SNSでも批判の嵐にさらされている。そもそも、これが現在の実力……実力不足ではないのか。先日のスキャンダル、パリSGとの裁判(PSGに支払い命令が下されてはいるが)などピッチ外での“お騒がせ”もあり、このメガクラブにピッチ上でプラスをもたらしているとはまだ言えず、難しい言葉が投げ掛けられている。

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 レアル・マドリードは現地12月1日、ラ・リーガでヘタフェCFと対戦する。現在の順位は、マドリードが2位、ヘタフェが15位。そのあとCLでは、アタランタBCとのアウェーゲームが組まれている。