川井歩が報復の足蹴りでレッドカード。山形のJ1昇格の夢潰える、岡山はクラブ初のJ1昇格へあと1勝

12月7日、仙台とシティライトスタジアムで決戦!

［J1昇格プレーオフ］山形 0-3 岡山/2024年12月1日/長崎スタジアムシティ

　J1昇格プレーオフ、5位のファジアーノ岡山が4位のモンテディオ山形に3-0で勝利を収めて、決勝に進出した。12月7日のファイナルは、3位V・ファーレン長崎を下した6位ベガルタ仙台と対戦する。ホームでの開催となり、引き分けでも昇格できる上位アドバンテージを手に入れた。

　立ち上がりからアグレッシブに臨む岡山が31分、本山遥のゴールで先制する。さらに3分後、コーナーキックから、木村太哉のシュートが岩渕弘人に当たり2-0とする。

　一方、山形はディサロ燦シルヴァーノが前半終了間際で負傷により交代に。さらに54分、木村の後方からの粗いファウルで倒された川井歩がその流れで後ろから足蹴りしてしまう。

　主審は木村にイエローカード、そして川井にレッドカードを出す。厳しい判定ではあった。ただシーズン終盤、全体的に報復に対するレッドカードが増えており、またこうした大一番では最も避けるべきだった軽率といえる行為で、山形は一人少ない状況となる。

　そして岡山は84分に木村が決めて3-0に。そのまま逃げ切り、ファイナルに進んだ。

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　岡山-仙台の決勝は12月7日、13時5分からシティライトスタジアムで行われる。チケットは4日から発売される（詳細はクラブ、Jリーグの公式サイトに掲載）。