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【J1昇格プレーオフ】電光石火炸裂4ゴール! 中島2発、郷家、エロン…6位・仙台が3位・長崎に勝利。決勝進出、岡山が山形をリード

郷家友太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

判定は妥当だったが、ヴァウドのハンドのファウルで長崎の助っ人陣が動揺し…。

[J1昇格プレーオフ]長崎 1-4 仙台/2024年12月1日/長崎スタジアムシティ

 J1昇格プレーオフ、6位のベガルタ仙台が3位のV・ファーレン長崎に3-1で勝利を収めて、決勝に進出した。12月7日のファイナルは、4位モンテディオ山形と5位ファジアーノ岡山の勝者と対戦する(5位岡山がリード)。

 引き分けでも勝ち上がれる長崎は慎重な立ち上がりで相手の出方を見極めていく。

 すると31分、ヴァウドのハンドのファウルで、仙台がPKを獲得。中島元彦がこれを決めて、仙台が先制する。

 判定は妥当だったものの、執拗に抗議したヴァウドはイエローカードをもらう。すると長崎自慢のブラジル人選手たちは明らかに試合に集中し切れなくなる。

 そこからは仙台が持ち味とする電光石火のカウンターが炸裂。エロン、郷家友太と決めて3点差とする。

 それでも粘る長崎はマテウスが決めて2点差に。もしも長崎がさらに1点を返せば、どうなるか分からないという空気が漂う。

 しかし、90+2分、中島がトドメを刺す、この試合2点目を叩き込む。

 仙台が今季リーグ戦勝利できなかった長崎相手に、勢いあるサッカーで4-1と快勝を収めた。

 一方、レギュラーシーズンを終えてから3週間空いた日程は、上位チームへの様々な影響と精神的な負担があまりにも大きかった。プレーオフの在り方を含めてテーマとなりそうだ。