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悪夢…三笘薫の交代後、”ミラクル・レスター”に後半AT追い付かれる

三笘薫。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

3試合未勝利に。

[プレミアリーグ 15節]レスター 2-2 ブライトン/2024年12月8日/キング・パワー・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ15節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは79分のゴールで2点差に広げながら、後半アディショナルタイムに追い付かれて、レスター・シティFCと2-2で引き分けた。ブライトンのサッカー日本代表MF三笘薫(Kaoru MITOMA)は左MFで先発し、89分に交代している。

 立ち上がりからブライトンが主導権を握る。すると37分、タリック・ランプティが敵陣ペナルティエリア内で相手DF二人を揺さぶり、ファーサイドへのループ弾を沈める。さらに79分、ロングフィード一本で抜け出たヤンクバ・ミンテが決めて、リードを2点に広げた。

 勝負あり、かと思われた。ところが86分、自陣からのビルドアップを奪われたあと、ジェイミー・ヴァーディにワンチャンスを仕留められて1点差とされる。

 そして89分、守備固めで三笘がベンチに下がり、センターバックのイゴールが投入される。しかし、この采配が裏目に出てしまう。

 ブライトンは5バックにしたのだが、4バック気味になってしまい、それぞれのラインの役割が曖昧になりプレスがかからない。そこを突かれて、90+1分、完全に崩したヴァーディの折り返しをボビー・リードに押し込まれて、2-2に追い付かれた。

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 ブライトンはリーグ3試合未勝利で7位。一方、ファン・ニステルローイ監督の就任後、‘’ミラクル・レスター”の底力を発揮するかのような内容で、1勝1分と無敗をキープして16位。