【移籍】アルフォンソ・デイヴィスはバイエルン残留か。レアル・マドリード、リバプール、マンUなど争奪戦!!
バイエルンのアルフォンソ・デイヴィス。(Photo by Sebastian Widmann/Getty Images)
FCバルセロナ、チェルシーも獲得を検討。
ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィス(Alphonso Davies)が、スペイン1部レアル・マドリード、さらにイングランド・プレミアリーグのリバプールFCから獲得に向けて興味を持たれるなか、バイエルンも残留に向けた交渉を続け、少なからず好感触を得ている。
『ジ・アスレチック』は12月12日、デイヴィスの現状について詳しいレポートを掲載。現在最も注目を集める一人である24歳の左サイドバックについて、2025年6月にバイエルンと契約満了を迎えるが、噂されてきたレアル・マドリードのスタンスが読めず、何より今季就任したヴァンサン・コンパニ監督から寄せられる強い信頼もあり、残留の可能性が高まっていると伝える。
一時はレアル・マドリード移籍が確実視されているとまで言われた。しかし白い巨人はこの夏、結局獲得オファーを出さなかった。駆け引きに利用された感もあり、そこでデイヴィスサイドは本当に必要とされているか疑問を持っているという。キリアン・エムバペを迎え入れたことで狂い出したチーム内のパワーバランスの不協も気になる点だろう。
そうしたなかFCバルセロナ、さらにはリバプール、チェルシーFC、マンチェスターユナイテッドも獲得を検討していると言われる。
ただ同メディアによると、バイエルンとデイヴィスの仲介人は数か月間、ビデオ通話により定期的に連絡を取り合ってきたそうだ。そしてバイエルン側はこの件について「7年間いるクラブと街に愛着があり、ロッカールームでも人気のメンバーの一人であり、契約を延長する可能性が高いと考えている」と、「楽観的」に捉えている。クラブの象徴の一人となっていることを、バイエルン首脳部は高く評価している。
21歳のジャマル・ムシアラとともに世代交代の中心的人物であり、何よりその能力をより開花させたコンパニ監督との出会いに喜んでいる。
このまま行くと、1月からは他クラブとの交渉も解禁される。バイエルンとしては、それまでの合意が理想ではあったが……。もちろん1月以降も所属先クラブも交渉は可能である。
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バイエルンが1、2年先にある程度移籍も認める形のオファーを出せれば、2020年に契約を結んで以来の”再延長”もあり得るか。いずれにせよ、世界屈指の左利きのサイドバックの去就がここから数週間、より話題を集めることになる。