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金明輝氏がアビスパ福岡の監督に就任。鳥栖時代はユースをはじめ選手・スタッフへのパワハラ問題で退任

金明輝氏。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「この度は、私の就任にあたり皆様をお騒がせしていることを大変申し訳なく思っております」

 J1リーグのアビスパ福岡は12月13日、FC町田ゼルビアでコーチを務めた金明輝氏(KIM Myung Hwi)が2025シーズンのトップチーム監督に就任したと発表した。

 43歳の金新監督は鳥栖時代、ユース(高校生)、トップ選手、さらにスタッフや職員へのパワーはランス面とが常態化していたとして、8試合の出場停止処分、クラブに300万円の罰金が科された。金氏はこのあと日本サッカー協会(JFA)から降級処分を受けたが、Jリーグクラブを指導できるS級ライセンスを再取得していた。

 金監督は次のように福岡を通じてコメントしている。

「この度アビスパ福岡の監督に就任することになりました金明輝(キン・ミョンヒ)です。 クラブ創設30周年を迎える節目の年に携われること、J1で確固たる地位を築き、活気あふれる福岡の街で躍進するアビスパ福岡の監督に就任できることを心から嬉しく思うと同時に計り知れない責任も感じております。

 前監督の長谷部監督が築き上げた強固な守備と力強い攻撃をベースにしたチームを引き継ぎ、攻守両面でさらなる強化を図り、クラブ、選手、チームスタッフ一丸となって一つでも多くの勝利をファン、アビスパ福岡サポーターの皆様に届けられるよう、皆様と心を一つに戦う所存です。

 そしてこの度は、私の就任にあたり皆様をお騒がせしていることを大変申し訳なく思っております。今回のお話をいただき、私自身熟考の末強い覚悟と責任感を持って、決断いたしました。

 皆様に信頼していただけるように、言動やピッチで躍動する選手達を見ていただけるように日々全力で取り組みます。

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 アビスパに関わる全ての皆様、ともに戦いましょう」