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ロベルト・カルロス「少しケガをしてしまいました」、左足を振れず…14分で交代に。イニエスタ引退試合レジェンドマッチ、レアル・マドリードはバルサに1-2で敗れる

手越祐也さんのインタビューを受けるロベルト・カルロス(中央)。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

バルボアのPKで一旦追い付いたが…イニエスタのクロスから決勝点を奪われる。

 FCバルセロナとヴィッセル神戸などで活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの引退試合『エル・クラシコ in 東京/EL CLASICO IN TOKYO』FCバルセロナ・レジェンズ – レアル・マドリード・レジェンズの一戦が12月15日に味の素スタジアムで開催され、レアル・マドリード・レジェンズはハビエル・バルボアのPKで1点を返したものの、ハビエル・サビオラの得点とイニエスタのクロスからのオウンゴールにより1-2で敗れた。

 レアル・マドリードのスター選手の中でも最も注目を集めた一人がロベルト・カルロスだった。この日は先発出場し、その左足からの強烈なショットが期待されたが……。51歳になったレフティは試合開始早々に負傷し、14分で交代を余儀なくされた。

 ロベカルは試合後の手越祐也さんによるインタビューで、「大変楽しかったです。私にとってバルセロナとの試合は常に特別です。何よりこれだけ多くのお客様が来場してくれた方たちに感謝しています」と語り、爽やかな笑顔を浮かべた。

「試合でのフリーキックは、もちろん蹴りたかったです。しかし少しケガをしてしまい、そのチャンスは掴めませんでした。でも日本にまた来ることができれば、そのチャンスを狙いたいです。イニエスタ選手の最後の試合で、少し寂しい気持ちはありますが、彼の良き未来を願っています」

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 バルサとの一戦で闘争心が沸いたようである。レアル・マドリードの“代表”として、元ブラジル代表の左サイドバックは「多くの日本の皆さんがレアル・マドリードのファンであることは知っています。レアルがこれからもタイトルを獲り続け、ともに喜びを分かち合えればと思います」と呼び掛けた。

Posted by 塚越始