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南雄太の引退試合、衝撃再生数に「みんなオウンゴール好きやな〜笑」。完璧再現…自ゴールへ投げ込む!

南雄太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

カズ、中村俊輔、小野伸二、松井大輔…厚い人望がうかがい知れるスター集結の90分+PK戦に。

 南雄太の引退試合が12月21日、昨季まで現役最後にプレーした大宮アルディージャのホームであるNACK5スタジアムで行われ、南が在籍したクラブのチームメイトで構成される「YUTA FRIENDS」がナイジェリアU-20ワールドユース・シドニー五輪世代中心の「BLUE LEGENDS」と10-10 (3-2、7-8)で引き分け、PK戦の末に4-2で勝利を収めた。

 三浦知良、中村俊輔、中村憲剛――スーパースターたちのゴールに加え、南も2ゴール! そして88分の最後のゴールは……「BLUE LEGENDS」でプレーしていた南が、あの柏レイソル時代のオウンゴールを再現し、キャッチしたあと自ら反転してゴールネットへ投げ込んでみせた。

 むしろ、しっかり前へ投げるぞ、と見せかけての得点で、”外してしまう”可能性も十分あり得ただけに完璧すぎるリプレーに。エックスでそのシーンを伝える動画が、500万近い再生数を数えている。

 南は自身のエックス(アカウントは @south0018)で、「よ、よ、455万回再生だと!? 南、バズり散らかしてますやん 笑 しかしみんなオウンゴール好きやな〜笑」と喜んでいる。

 この日集ったのは、横浜FC時代の同僚だったカズや中村俊輔をはじめ、小野伸二、中田浩二、稲本潤一、松井大輔、遠藤保仁、柿谷曜一朗……これだけのスター選手が駆け付けたのだから、その人望がうかがい知れる(鹿島アントラーズのスタッフ陣はスケジュールの都合により参加できず)。

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 南は横浜FCのアカデミーでのコーチを経て、解説者の道を歩みたい考えである。45歳になった元守護神は試合後の記者会見では「ゴールキーパーを目指す子供がもっと増えてほしいという思いがあります。ゴールキーパーの環境というのがまだまだ日本は良くないとすごく感じる部分があり、もっとゴールキーパーの地位と言いますか、しっかり日本の中で認められたポジションになり、みんなの憧れであってほしいです」と語っている。