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【浦和】新潟の長倉幹樹を獲得。一方、小泉佳穂は柏へ移籍。「時に自分はこのクラブに相応しくないと思い悩みながら過ごしたこともありました。それでも…」

小泉佳穂。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2021年からプレーし、天皇杯&ACLをもたらす。

 J1リーグの浦和レッズは1月3日、アルビレックス新潟のMF長倉幹樹(Motoki NAGAKURA )を獲得することで合意に至ったと発表した。一方、MF小泉佳穂(Yoshio KOIZUMI)が柏レイソルに移籍することが決まった。

 25歳の長倉は浦和の育成組織出身。これまでのキャリアは次の通り。NEOS FC ― 浦和ジュニアユース ― 浦和ユース ― 順天堂大学 ― 東京ユナイテッドFC ― ザスパクサツ群馬 ― アルビレックス新潟 ― 浦和。2024シーズンはJ1リーグ30試合・5ゴールを記録している。

 長倉は浦和のファン・サポーターへ「アルビレックス新潟から加入することになりました長倉幹樹です。 チームの勝利のため全力で闘います! よろしくお願いします!」とコメントしている。

 一方。28歳の小泉は次のように感謝を伝えている。

「このたび柏レイソルに移籍することになりました。2021年に加入してから4年間、本当にたくさんの経験をさせていただきました。

 浦和レッズという偉大なクラブ、ファン・サポーターの下で闘えたこと。そして天皇杯とACLで優勝したこと。そこに少しでも貢献できたこと。本当に嬉しく誇りに感じています。ACL決勝での埼スタとその日の浦和の街で見た光景を、僕は生涯忘れることはないでしょう。

 2023年のルヴァンカップ決勝で敗れたこと。リーグタイトルが獲れなかったこと。今年のクラブワールドカップを闘えないこと。皆さんに直接お別れのあいさつができないこと。心残りもたくさんあります。

 良い時もあれば悪い時もあり、そのなかでも悔しさ、不甲斐なさを感じることの方が多く、時に自分はこのクラブに相応しくないと思い悩みながら過ごしたこともありました。それでもチームメート、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、グランドキーパーの皆さま、食堂スタッフの皆さま、パートナー企業の皆さま、そしてファン・サポーターの皆さま、浦和レッズに関わる全ての皆さまの支えのおかげで、闘い続けることができました。 ただただ感謝しています。本当にありがとうございました。

 いつも背中を押してもらったあの声援を、対戦相手として味わうことになるのが怖いような、楽しみなような、そんな複雑な気持ちです。

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 今後のサッカー人生において、さらに飛躍をして日本で最も熱いサポーターのいる埼玉スタジアムで、少しでも大きなブーイングを受けられるような選手になりたいと思います。 4年もの間、多大なるご支援ご声援、本当にありがとうございました。 またお会いできること、そして浦和レッズの発展を心より願っています!」