リバプール遠藤航をスロット監督が絶賛「我々にとって重要な存在」
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
とはいえ、クローザー的な役割は続くか…。
[FAカップ 3回戦]リバプール 4-0 アクリントン/2024年1月11日/アンフィールド
FAカップ3回戦、プレミアリーグのリバプールFCが4-0でリーグ2(実質4部)のアクリントン・スタンリーFCに勝利を収めた。リバプールのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)キャプテン遠藤航(Wataru ENDO)はセンターバックで先発出場を果たし、79分までプレー。無失点勝利に貢献した。
遠藤の先発は12月19日のカラバオカップ準々決勝サウサンプトンFC戦(〇2-1)以来。ただ直近1月9日の同準決勝トッテナム・ホットスパーFCとの第1戦では、ジャレル・クアンサーの負傷により、センターバックとしてスクランブル出場し、約60分間のプレータイムを得ていた。
攻撃的な理詰めで勝利を重ねるスロット監督だが、それだけに守備のスペシャリストである遠藤もまた必要な戦力だと十分認識している。
リバプールの公式サイトで1月13日、スロット監督が遠藤を絶賛したコメントを紹介している。
「どこと対戦しても、ワタは『ああ、いつでもベストを尽くすよ』と臨んでくれます。たとえ試合終了の5分前でも、彼は出場して全力を尽くします」
「多くのファンにとっては普通のことかもしれませんが、終了5分前に出場しなければならない選手であれば、ワタが見せるのとはちょっと違うエネルギーの使い方を見せる選手もいます。彼はチームにとって重要な存在です」
負傷明けであるイブラヒマ・コナテに無理はさせられない。それだけに遠藤の力が極めて重要だとも強調している。
フラムFCなどが冬のマーケットで、遠藤の獲得に動いていると言われる。とはいえ基本的にはクローザー的な役割の続く遠藤自身は決して現状に満足していると言えず、果たしてリバプールでの立ち位置をどのように受け止めているのか。
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カップ戦の連戦を経て、リバプールFCは今週ノッティンガム・フォレストFC、ブレントフォードFCとのプレミアリーグのアウェー連戦に臨む。