【移籍】マンチェスター・Uのアントニーがベティスへの期限付き移籍に向けて「交渉を継続中」

今季プレミアリーグで先発出場は一度もなし。

　イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属しているアントニー（Antony）が現在開いている1月の移籍マーケットで、スペイン1部レアル・ベティスへの期限付き移籍に向けて交渉している。プライベートで問題を経て、調子がなかなか上がらない24歳のウインガーは今季これまで先発での出場機会を得ておらず、話が一気にまとまる可能性が出ている。

　右サイドを主戦場にトップ下にも対応する左利きのウインガーは2023年8月、元恋人からドメスティックバイオレンス（DV）など性的暴行で訴えられた。しかし約1年後、ブラジル警察による起訴は見送られた。

　ただし、こうしたトラブルの影響もあってか、パフォーマンスは思うように向上せずにいる。2023-24シーズンはリーグ29試合・1得点を記録。今季はルベン・アモリム監督就任後、マーカス・ラッシュフォードのメンバー落ちなどもあってチャンスを得るようになってきたが、これまでリーグ7試合・0得点と結果が出ない。スタメン出場は一度もない。

　そんなアントニーにスペイン名門がオファーを出している。

『スカイ』は「レアル・ベティスとマンチェスター・ユナイテッドは、アントニーのレンタル移籍について話し合いを続けている。ベティスは契約成立を希望し、交渉は期限付きの方向で進んでいるようだ」と、現在、交渉が進められているとレポートしている。

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　ベティスはラ・リーガで現在11位。得点力アップに向けて、起爆剤になり得るタレントを欲している。