日本代表DF伊藤洋輝が流暢なドイツ語を話す。バイエルン、語学レッスン公開
伊藤が流暢なドイツ語を披露。※バイエルンのユーチューブチャンネル公式チャンネルより。
聞き取りの力は秀逸。独語特有の動詞の位置、関係代名詞の活用もパーフェクト。
ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンがこのほど、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)のドイツ語レッスンの様子をユーチューブのクラブ公式チャンネルで公開した。ジュビロ磐田からドイツに渡って5シーズン目、伊藤が語学面でも驚異の進化を遂げている。
バイエルンは『“It would take you 20 years to learn!” | Hiroki Ito’s German lesson & interview』と題した動画を公開。25歳の伊藤は今回ミュンヘン市内のレストランで講師役のドイツ人と会話。自身のドイツでの生活、そして日本との文化や暮らしの違いなどを語り合っている。
「郷に入ったら郷に従え」のことわざについてドイツ語で説明したり、時にユーモアも交えたり、自然と会話を楽しんでいる。
伊藤の聞き取りの力は素晴らしく、普通のスピードで話して質問をする講師役の話を理解し、すぐに(時間をかけて熟考することなく)答えている。また、ドイツ語特有の動詞の活用や文章の中の位置なども申し分なく、関係代名詞も自然と組み入れている。ドイツ語の関門の一つである分離動詞を組み入れていければ、さらに表現が豊かになりそうだ。
伊藤は自分自身は「典型的な日本人です。礼儀正しくしていて、穏やかです」と自身について話し、ただし「あまり人見知りはしません」とキャラクターの特徴を挙げている。それだけに、より朗らかなドイツの環境もまた合っているということだ。
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勉強する、という以上に、現地での生活をより楽しく豊かにする。そのために、伊藤が楽しんでドイツ語を習得していることが伝わってくる内容になっている。