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長谷部誠に心強い援軍!レアルのヨビッチがフランクフルト復帰へ「間もなく戻ってくる」

フランクフルトでチームメイトを鼓舞する長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ボビッチ・スポーツダイレクターが交渉は大詰めの段階だと認める。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが、かつてチームに在籍した現在レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチを獲得することで交渉の大詰めを迎えている。23歳のストライカーはまず夏までの期限付き移籍になる予定。実現すれば、2019年4月以来、約1年9か月ぶりのフランクフルト復帰となる。鎌田大地にとっては、チーム内のライバルになるか。

 フレディ・ボビッチ・スポーツダイレクターが『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じたもの。強化を司るボビッチ氏は、ヨビッチ復帰について、次のように語っている。

「ルカ・ヨビッチの夏までの期限付き移籍が間もなく決まりそうです。私たちはあといくつかのテーマについて詰めている段階です。あと例えばメディカルチェックなどすべてをクリアすれば、彼は間もなく私たちのもとに再び戻ってきます」

 レッドスター・ベオグラード、SLベンフィカを経て、フランクフルトに移籍。2017年から2019年まで在籍し、2017-18シーズンのDFBカップ制覇に貢献した。さらにヨーロッパリーグ(EL)でも圧倒的な存在感を示し、2018-19シーズンにはベスト4進出を果たした。そして屈強かつスピードを備えたアタッカーは2023年6月までの6年契約で、レアル・マドリードへの完全移籍を果たした。

 しかしレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、カリム・ベンゼマとヨビッチの共存などを模索してきたものの、なかなか噛み合わず。ヨビッチは昨季スペイン1部15試合・2得点、今季も同4試合・0得点と、結果を残せずにいた。

 ピッチ外での素行の悪さもマドリードでは話題になった。ただピッチ上では、長谷部との相性も良く、かつてフランクフルトではまさに「柔」と「剛」の共演により、チームに相乗効果をもたらしていた。まもなく37歳になる長谷部にとっても、頼もしい援軍になるに違いない。加えて、14歳差あるセルビア代表ストライカーの再ブレイクに向けてサポートもしていくはずだ。

注目記事:中島翔哉がアル・アイン移籍で合意か!51億円の買取オプション、塩谷司と同僚に。ポルトガル紙が報じる

[文:サカノワ編集グループ]

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