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R・ソシエダが横浜FCに勝利、久保建英は前半45分間プレー「2試合開催できて、しっかりファン・サポーターの皆さんにいいところを見せられて良かったです」

横浜FC戦に臨んだレアル・ソシエダの久保建英。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

4-3-3の右WGに入る。横浜FCのファン・サポーターへ「Jリーグじゃないチームだったら、レアル・ソシエダを応援してくれたら嬉しいです」

[親善試合] レアル・ソシエダ 2-1 横浜FC/2025年7月25日/ニッパツ三ツ沢球技場

 ジャパンツアーを行ったスペイン1部レアル・ソシエダは7月25日、オーリ・オスカールソンの2ゴールで、横浜FCに2-1の勝利を収めた。ソシエダのサッカー日本代表MF久保建英は4-3-3の右ウイングで先発出場し、前半45分間プレーした。

 久保は試合後のフラッシュインタビューで、「チームに合流して5日目、45分間プレーできて、ケガなく終われて良かったかなと思います」と頷いた。

 神奈川県出身ということで“地元”でのプレーの感想を求められたレフティは、「僕の本当の地元は川崎なんですけれど、神奈川とひとくくりにすれば地元かもしれません。神奈川にはいろんなJリーグのチームがあるので、切磋琢磨して盛り上げてほしいなと思います」と語った。

 また、V・ファーレン長崎戦との2試合で得たものについて、久保は次のように答えた。

「前半と後半で、この前の試合もそうでしたが、システムも代えて、いろいろな選手が出場機会を得たなか、後半1点を取られてしまいましたが、やりたいことはしっかりできたと思います。これからしっかり積み上げられればと思います」

 この日はCFオスカルソンを起点に攻撃が機能。一つ好感触を得られた。

「まず2試合開催できて、しっかりファン・サポーターの皆さんにいいところを見せられて良かったと思います。ここからシーズンが始まるので、日本の夏はリーグが中断するぐらい暑いですが、そこでキャンプできたのは今後プラスになってくると思うので、スペインに帰ってしっかり準備したいと思います」

 1年後の北中米ワールドカップ(W杯)への想いを取られると、「あまり先のことは見ないタイプなので、まずは1試合1試合を大切に頑張っていけたらいいかなと思います」と、これまでのスタンスを強調した。

 そして多くの横浜FCサポーターがスタジアムに集まったなか、「(レアル・ソシエダの)僕だけではなくたくさんの選手が名前を呼んでもらえて、嬉しかったと思います。(横浜FCのファン・サポーターに向けて)横浜FCを応援することはもちろんですが、Jリーグじゃないチームだったら、レアル・ソシエダを応援してくれたら嬉しいです」と呼び掛けた。

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 このあとスペインに戻るレアル・ソシエダは月末、CAオサスナとのトレーニングマッチを予定している。