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【英国メディア 採点】遠藤航は最低点タイの厳しい評価。リバプールCLリーグフェーズ全勝ならず、PSVに苦杯

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アンカーで先発、途中からセンターバックへ。キエーザは収穫、最高点「7」。

[CL LF8節]PSV 3–2 リバプール/2024年1月30日(現地29日)/フィリップス・スタディオン

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ(LF)最終第8戦、7連勝中だったイングランド・プレミアリーグのリバプールFCはアウェーでオランダ1部PSVアイントホーフェンに2-3で敗れた。それでも7勝1敗で同フェーズ1位でのベスト16自動進出(8位以内)を果たした。PSVは14位でプレーオフに回る。

 すでに1・2位を確定させていたリバプールはターンオーバーを敢行。モハメド・サラー、ルイス・ディアス、フィルジル・ファン・ダイク、ライアン・フラーフェンベルフ、アレクシス・マック・アリスターら主力がオランダ遠征に帯同せず、週末のプレミアリーグに備えて、1日オフも与えられた。

 そうしたなか、サッカー日本代表MF遠藤航(Wataru ENDO)はメンバー入りし、4-3-3のアンカーで先発出場。途中からはセンターバックに回り、キャプテンマークも巻いた。

 ただ、初めて組むメンバーでもあり、勢いに乗ったPSVの攻撃の芽を摘めず、中盤での評価は上げられなかった。一方、フェデリコ・キエーザがプレスバックからPKを獲得し、豪快なショットからハーヴェイ・エリオットのゴールも演出し、評価を高めた。

 イギリスの地元メディア『リバプール・エコー』では、遠藤の採点(10点満点、及第点は6)は「5」で次のようにコメントされている。

「試合の序盤は空中戦の強さが光ったものの、PSVの同点ゴールの場面ではボールを奪われてしまった。その後、不安定なプレーが続き、センターバックにポジションを移して腕章を巻いたあとは、やや落ち着きを取り戻した」

 先発選手では、他にジェイデン・ダンズ、コナー・ブラッドリーも同じく採点「5」の低評価だった。一方、キエーザは全メンバー中最高の「7」がつけられた。

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 リバプールは新方式のCLリーグフェーズでの8連勝達成ならず。ただタイトル獲得を見据えれば、プラスに働く黒星になる可能性はありそうだ。このあとプレミアリーグでは、日本時間2月1日24時からアウェーでAFCボーンマスと対戦する。