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移籍金100億円!ハーランド争奪戦、マンチェスター・Cがリード「契約を結ぶ可能性が高まっている」

ドルトムントのハーランド(右)と競り合うシュツットガルトの伊藤洋輝。 (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

ドルトムントは後釜カリム・アデイェミの補強に目処か。

 今シーズンオフの移籍マーケットの最注目銘柄の一人であるドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(Erling Haaland)だが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが獲得に向けてリードしているという。『スカイ』が4月16日に報じた。

 21歳のハーランドは2024年6月までドルトムントと契約を結んでいる。ただし昨今事例が増えるフリーエージェントになるのを待っての退団を回避し、高額な違約金(移籍金)を得るためにもドルトムントはこのオフの移籍を認める模様だ。

 また、同メディアはドルトムントが、RBザルツブルクに所属する20歳のドイツ代表FWカリム・アデイェミの獲得に目処が立ったと見る。それにより今オフのハーランド放出は確実になったようだ。

 ハーランド争奪戦に関しては、その違約金高騰が話題に。リバプールのドイツ人指揮官ユルゲン・クロップ監督はこのほどドイツメディア『スポーツ・ビルド』で、「(ハーランド補強に必要とされる金額について)言われている数字はクレイジーだ。手出しできません。ノーチャンス。正直言って、そこまでして望んでいません。まったく面白くない」と“お手上げ”状態だと言っていた。『ビルド』によると、ハーランドを複数年契約で獲得するためには、本人の給与、仲介人の手数料、ボーナスを含め、総額3億ユーロ(約400億円)を超える可能性があるという。

 そうなると獲得できるクラブは限定的である。そこで有力視されるマン・Cは、ハーランドの父もプレーしたチームである。『スカイ』は「ジョゼップ・グアルディオラ監督のチームと契約を結び可能性が高まってきている」と報じている。

 この他、スペイン1部レアル・マドリードもハーランド獲りを狙っているが、パリ・サンジェルマンをフリーエージェントで退団するキリアン・ムバッペの補強を何より優先している状況だ。

 194センチあるハーランドは今季リーグ20試合・18得点・8アシスト、公式戦通算26試合・25得点・8アシストを記録している。

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