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前 浦和の伊藤敦樹が決勝ゴール! 監督交代に揺れたヘント、渡辺剛を中心にアンデルレヒトに1-0で今年初勝利

伊藤敦樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

後藤啓介は公式戦3戦連発ならず。

 ベルギー1部KAAヘントのMF伊藤敦樹(Atsuki ITO)が日本時間2月3日のホームでのRSCアンデルレヒト戦でゴールを決めて、チームを1-0の勝利へ導いた。ヘントはリーグ5試合ぶりの白星に。

 上位進出を目指すものの足踏みの続いたヘントは、このほどヴァウテル・フランケン前監督を解任。ダニエル・ミリチェビッチ暫定監督が就任し、その初陣となった。

 開始6分、3-5-2のアンカーに入った伊藤がゴールキーパーのビルドアップのミスを見逃さず。そのボールをダイレクトで沈めて、先制点をもたらした。34分にはアンデルレヒトに退場者が出て、ヘントが試合の主導権を握った。

 ヘントも77分に退場者を出して10人同士の戦いになりながら、リベロを務めた渡辺剛を中心とした守備陣が踏ん張り、1-0で逃げ切ってみせた。

 一方、アンデルレヒトで公式戦2試合連続ゴール中だった後藤啓介もセンターフォワードとして先発したもののこの日は無得点に。ハーフタイムにルイス・バスケスとの交代を告げられている。

 ヘントは今年に入っての初勝利に。勝点36に伸ばして6位に浮上、アンデルレヒトと3ポイント差に縮めた。

 浦和レッズからベルギーに渡った伊藤は2024-25シーズン、リーグ19試合・2得点。渡辺は同24試合・1得点・2アシスト。

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 一方、後藤はリーグ3試合・1得点、トップチームでの公式戦通算4試合・2得点。