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ベルギー開幕!松原后が高速レーザークロスでアシスト、STVV勝利

シント=トロイデンの松原后。(C)STVV

強豪ヘントに2-1。日本代表GKシュミットもフル出場で貢献。

[ベルギー1部 1節]シント=トロインデン 2-1 ヘント/2021年7月25日/スターイエン

 ベルギー1部リーグ(ジュピラー・プロ・リーグ )が開幕を迎え、シント=トロイデンVV(STVV)はKAAヘントに2-1の勝利を収めた。STVVの日本人選手ではDF松原后、日本代表GKシュミット・ダニエルがいずれも先発フル出場し、勝点3の獲得に大きく貢献している。

 シュミットは再三にわたりチームを救う好セーブを披露。一方、3-4-2-1の左ウイングバックで先発した松原は0-1で迎えた12分に高速のグラウンダークロスでイロンベ・ムボヨの同点弾をアシストしてみせた。

 ヘントにボールを支配される苦しい展開が続いたSTVVだが、66分、クリスティアン・ブルースのミドルシュートで勝ち越しに成功。2-1で逃げ切ってみせた。

 松原は試合後、「強豪ヘントとの開幕戦で、序盤に失点して難しい展開になりましたが、前半のうちに追い付くことができたのはデカかったです。(アシストについて)今日はウイングバックだったので、より高い位置を取れていたので、あのアシスト、センタリングは強みでもあるので狙い通りでした」と語った。

 また、この1勝で掴んだ自信を深めるためにも、次戦の重要性を強調する。

「そこから相手のペースで厳しい戦いになりましたが、最終ラインは崩されず集中してできました。監督からは続けてできているから自信を持つようにと言われました。今日勝ててすごく特別な夜になりました。ただシーズンは続くので、ここから修正すべきところを修正して、自分自身も次にフォーカスして、やっていきたいと思います」

 次節は31日(日本時間23時15分)からアウェーで、シャルルロワSCと対戦する。

開幕戦の勝利に貢献したシュミット・ダニエル。(C)STVV

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[文:サカノワ編集グループ]

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