「完全に逆回転して痛快」トランプ大統領就任の米国『紙ストロー廃止』などホリエモン賞賛
クラブW杯の組み分け抽選会でビデオメッセージを寄せた米国のトランプ次期大統領。 (Photo by Eva Marie Uzcategui - FIFA/FIFA via Getty Images)
1セント廃止にも賛同、「デリバリーや管理にもコストがかかっている」。
アメリカのドナルド・トランプ大統領(共和党)が就任直後から、さっそく数々の大統領令にサインし、公約に掲げていた政策を実行に移している。理想的な政策の多かった民主党のジョー・バイデン前大統領が推進していた政策にストップをかけるなど、改革を厭わない姿勢を打ち出す。
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が2月11日、自身のユーチューブチャンネル『ホリエモンチャンネル』で「トランプ大統領が最高に痛快なので解説します【紙ストロー中止】」と題した動画を公開。そうした取り組みを、いずれも高く評価している。
テスラ社やSNSのエックス社などの代表を担うイーロン・マスク氏が外郭団体的な「政府効率化省」のトップに抜擢されると、すぐさまトランプ大統領はアメリカ国際開発庁(USAID)の撤退を指示。堀江氏は「ドラスティックな動きがすごい。左よりの民主党は遠くの人たちの幸せを祈ろうみたいな、どちらかというとお金持ちの道楽みたいな側面があるが、(保守の)共和党はどちらかと言えば自分たちのために政府にはお金を使ってほしいという見方ができると思います」と解説。これまで政府が生んできた贅肉的な団体について、リストラや業務効率化にも取り組み「面白い体制になってきています」と頷く。
また、1セントの廃止を打ち出している点を評価。日本でも1円を作るのに2円以上かかると言われるが、「さらにデリバリーやATMなどでの管理のコストもかかっている」と理解を示し、日本以上に活用機会のほとんどない”ペニー”の廃止案に賛同する。
さらに堀江氏は「感動したのが紙ストローを廃止する(前大統領が打ち出した紙ストロー推進策を取り消す)大統領令ですね」と共感を示す。環境に配慮するためにプラスチックから紙製のストローへの切り替えが推進されてきたものの、飲んでいる途中に紙がふやけて口の中に入ってしまうなど利用者から不評を買ってきた。結局、飲み物のフタなどプラスチック製が多い点も疑問視されていた。堀江氏は「トランプ大統領に倣って、日本も復活させればいいと思います」と主張した。
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むしろ、これまでモヤモヤしていた点にバッサリとメスを入れて、スッキリさせていくトランプ大統領のスピーディな対応に、ホリエモンも驚く。そして「こうして完全にアメリカが逆回転をし始めたのが、非常に痛快です」と、これからの展開も楽しみにしていた。