【クラブW杯】もしも伊東純也がいたら! ボタフォゴ猛攻に耐え、地元シアトルを2-1で下す
クラブW杯GS初戦、ボタフォゴがシアトルを下す。写真:ロイター/アフロ
浦和が初戦を戦うルーメンフィールド、互いに撃ち合う好ゲームに。
[米国クラブW杯 B組 GS1節] ボタフォゴ 2-1 シアトル/2025年6月16日(現地15日)/ルーメン・フィールド(シアトル)
アメリカ・クラブワールドカップ(クラブW杯)グループステージB組1節、ボタフォゴFRが2-1でシアトル・サウンダーズFCに勝利を収めた。
浦和レッズが第1戦リーベル・プレート、第2戦インテル・ミラノと対戦する会場となるルーメンフィールド。今大会初戦はMLS(メジャーリーグサッカー)で躍進を遂げる地元シアトルとリベルタドーレスを制したブラジルのボタフォゴのカードが組まれた。
立ち上がりはボタフォゴが強度で勝り、28分にセットプレーからジャイール・クーニャ、44分に大きなサイドチェンジからブラジル代表FWイゴール・ジェズスと、いずれもジャンプヘッドからのゴールで、2-0とリードする。
ただ、そこからは“ホーム”の声援を受けるシアトルが怒涛の反撃。後半はシアトルの一方的な展開になり、75分、クリスティアン・ロルダンが下がりながらのダイビングヘッドで1点差。さらに畳みかけたが、あと1点を奪えなかった。
シュート数がシアトル23本(枠内5本)、ボタフォゴ12本(同6本)という“撃ち合い”で、最後までスタジアムのボルテージも高い一戦となった。
この大会に向けた特定の移籍マーケットで、ボタフォゴは今大会限定で、日本代表FW伊東純也を獲得するのでは!? と噂された。ブラジルメディアによると、実際に「交渉」は行われていたようだという。確かにリードしたあと、なかなかカウンターの出口を見つけられず、もしも伊東がいたら……という展開にはなった。
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前日の開幕戦アル・アハリSC – インテル・マイアミに続いて、クラブW杯は6月15日に各地で本格的にスタート。“攻め勝つ”ことへのこだわりが感じられる展開が多く見受けられる。