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【移籍】遠藤航のリバプールが狙う司令塔候補キミッヒ、しかし…バイエルンとの契約延長が“有力”

(C)SAKANOWA

契約は今シーズン末までだが、契約更新へ交渉中。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが2025-26シーズンに向けて、守備力のあるセンターハーフの獲得を検討していて、ドイツ・ブンデスリーガ1部の首位に立つFCバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表ヨシュア・キヒッミ(Joshua Kimmich)の獲得を検討しているという。

『チーム・トーク』が2月22日に改めて報じた。アルネ・スロット監督がセンターハーフを補強ポイントに挙げていて、変わらずキミッヒが候補の一人としてリストに載っているということだ。キミッヒとバイエルンの契約は今季の2024-25シーズン末までで、まだ更新をしていない。そのためフリートランスファーからの獲得が可能だ。同メディアは十分に補強はあり得ると伝えていた。

 一方、ドイツメディア『キッカー』は、キミッヒとバイエルンの契約交渉について、これまでも詳しくレポートしてきた。バイエルンはまず新世代のチームの要であるアルフォンソ・デイヴィス、ジャマル・ムシアラと2030年までの大型契約を締結し話題を集めてきた。

 そして、キミッヒサイドは、ムシアラらの契約内容などが出揃ったうえで、交渉に臨みたい意向を示していたというのだ。30歳という年齢的にも次が“最後の大型交渉”になると見られ、年俸面ではムシアラらとある程度同等の条件を求めたい意向だという。

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 同メディアや『ビルド』は、バイエルンとキミッヒの交渉は前向きに進捗していると報じている。マヌエル・ノイアーのあとのキャプテンとも言われ、基本的には“残留”に向かっているようだ。もちろん、リバプールが獲得へ本腰を入れれば事態は一変するが、果たして……。遠藤航とチームメイトになる日が来るのか。