【移籍】アーセナルがドイツ代表キミッヒ獲得へ「代理人と接触」。レアル・ソシエダのあの中盤とも合意間近
バイエルンのキミッヒ。(Photo by Sebastian Widmann/Getty Images)
バイエルンとの契約延長に向けた交渉も進められているが…。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが2025-26シーズンに向けて、ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)の獲得を目指している。『スカイ』はガナーズがキミッヒの代理人(仲介人)と接触したと報じている。
バイエルンとドイツ代表の中盤を司るキミッヒは、今季も不動のボランチとして、ヴァンサン・コンパニ監督のもと、開幕から全試合フル出場を続けてきた(直近のアイントラハト・フランクフルト戦で負傷交代……)。ただし、現在リーグ首位を走るバイエルンとの契約は今シーズン末までとなっているのだ。
これまで『ビルド』などドイツメディアは、バイエルンが契約更新に向けた水面下の交渉を進めてきたと報じてきた。そして、すでに契約更新したジャマル・ムシアラなどと同等の年俸を希望するのでは……と見られている。
30歳という年齢的にも、プレーヤーとしてより稼ぐことができる、ある意味、最後のチャンスでもある。
そうしたなか『スカイ』は、「アーセナルがキミッヒの代理人と話し合いを行った」とレポート。アーセナルはその件を否定していないということだ。
目指すのはフリートランスファーでの獲得となるだけに、移籍金が掛からないのは大きなメリットに。いずれにせよ、アーセナルの中盤を担ってきたジョルジーニョとトーマス・パルティが今夏で契約満了を迎え、退団する可能性が高いため、中盤の補強は必須ということだ。
さらに、スペイン1部レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの来季補強についても「合意間近だ」と伝えている。
念願のプレミアリーグ制覇に向けて、より中盤の安定感を高めるとともに、展開力に磨きをかける――そんなクラブの狙いが感じられる。
もしも実現すれば、そこにDF冨安健洋がどのように絡んでいくのかも楽しみだ。
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アーセナルは現在リーグ2位。1試合消化の多いリバプールFCに13ポイント差を付けられている。