【鹿島-浦和】松本泰志が待望初ゴール! あの開幕幻弾を経て…。関根貴大のピンポイントクロスに合わせる

後半戦へ、アントラーズのホーム無敗記録ストップなるか。

[J1 6節] 鹿島 – 浦和/2025年3月16日14:00/県立カシマサッカースタジアム

　J1リーグ6節、浦和レッズが松本泰志のゴールで、鹿島アントラーズから先制に成功した。

　開幕から4試合未勝利と苦しみ先週のファジアーノ岡山戦でようやく今季初勝利を収めた浦和は、立ち上がりから試合の主導権を握り敵陣で試合を進める。一方、鈴木優磨とレオ・セアラの2トップにボールが入れば一転してピンチに陥りかねず、スリリングな攻防が続いた。

　そして45＋3分のラストプレーだった。もう前半は終わりだ、という弛緩が鹿島に少なからずあったのかもしれない。

　GK西川周作のロングフィードから、右サイドの高い位置に張り出していた関根貴大がボールをキープして持ち上がる。そして関川郁万のチェックをかわして逆サイドへグラウンダーのピンポイントクロスを放ち、そこに松本が体ごと押し込み、ゴールネットを揺らした。

　開幕のヴィッセル神戸戦では決勝点かと思われたものの、不運にも”幻のゴール”に終わってしまった新加入の『6番』が、この大一番で大仕事をやってのけた。

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　ハーフタイムを挟んで両チームともに選手交代はなし。鹿島はよりハイラインにして、敵陣での時間を増やそうと試行。一方、浦和はその背後を突くラインブレイクやカウンターを狙う構図となっている。