【浦和L】楠瀬直木監督を電撃解任、堀孝史氏が新指揮官に就任
浦和レディースを退くことになった楠瀬直木監督。(C)WEリーグ
WEリーグ連覇中も、女子ACL敗退直後に。
三菱重工浦和レッズレディースは3月26日、25日付けで楠瀬直木監督との契約を3月25日付けで解除したと発表した。後任は今季から女子強化担当だった元トップチーム指揮官の堀孝史氏。
解任の理由は触れられていない。チームは楠瀬監督のもとWEリーグ連覇を果たしていたなか、先日のAFC女子アジア・チャンピオンズリーグ(女子ACL)の準々決勝で武漢工大にPK戦の末に敗れていた。
楠瀬氏は次のようにコメントしている。
「サポーター並びに関係者のみなさま。シーズン途中ではありますが、契約解除の命を受けチームから退くこととなりました。三菱重工浦和レッズレディースに来て約5年、サポーターの方々とタイトルを取れた事は私の財産です。いつも熱い声援をありがとうございました。
また、夜遅くまで映像編集やトレーニングの準備に励んで一緒に戦っ てくれたスタッフの皆さん、毎日のトレーニングを明るく、逞しく取り組み、日々成長し、逆境を跳ね返しタイトルを取ってくれた選手の皆さん、本当に素敵な時間でした。全てが私の誇りです。力及ばずチームを離れてしまいますが、今後のご活躍を心より願っております。チーム、サポーター及びパートナー企業、関係者の方々に幸あることを心より願っております。
歴史ある浦和レッズの一部となり、皆さんと戦えたことに感謝しております。ありがとうございました」
堀氏は次のようにコメントしている。
「浦和レッズに関わる全ての皆さま、こんにちは。 このたび三菱重工浦和レッズレディースの監督に就任しました堀孝史です。選手、指導者として多くの時間を過ごした思い入れのあるクラブで監督をつとめられることに大きな喜びと責任を感じております。
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女子サッカーの指導は初めてですが、今まで経験してきたものをチームと選手の成長に繋げたいと考えています。シーズン途中での就任ですが、選手たちが躍動するサッカーで、ファン・サポーターの皆さまに感動と勝利をお届けできるように全力を尽くします。よろしくお願いいたします」