元日本代表の神戸MF森岡亮太が現役引退「自分にとって最後のホームゲームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません」」
ヴィッセル神戸のフラッグ。!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「これからの人生でも、このサッカー人生で得たすべてを大切にしながら、新たなチャレンジに向かって進んでいきます」
J1リーグのヴィッセル神戸は3月31日、元日本代表MF森岡亮太(Ryota MORIOKA)が同日で現役引退すると発表した。
森岡は1991年4月12日生まれ、京都府出身の33歳。183センチ・78キロ。
これまでのキャリアは、正道カンガーFC ― FC ソルセウ ― 東城陽中 ― 久御山高 ― ヴィッセル神戸 ― シロンスク・ヴロツワフ ― ワースラント=ベフェ レン ― RSC アンデルレヒト ― ロワイヤル シャルルロワ S.C. ― 神戸。通算成績はJ1リーグ113 試合・12得点、J2リーグ18試合・5得点、リーグカップ23試合・5得点、天皇杯8試合・6得点。2014年にはJリーグフェアプレー個人賞を受賞している。
日本代表としても、国際Aマッチ5試合に出場している。
森岡はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「このたび、2025年3月31日をもちまして、サッカー選手としての現役生活に区切りをつけることを決断しました。高校卒業後からの6年間、そして現役最後となった半年間、ヴィッセル神戸の選手としてプレーできたことは、自分にとってかけがえのない時間でした。
ラストシーズン、自分にとって最後のホームゲームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません。そして、試合後にスタンドから響いた自分のチャント。あのときの光景と音は、今も心に焼き付いています。
これまで応援してくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの声援が、僕を支え、成長させてくれました。
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サッカーを通じて、たくさんの出会いと学び、そして喜びを得ることができたことに、心から感謝しています。これからの人生でも、このサッカー人生で得たすべてを大切にしながら、新たなチャレンジに向かって進んでいきます。本当にありがとうございました」