ロス五輪サッカー、男子参加国「12チーム」に減少。アジア出場枠は「2」?
パリ五輪、サッカー日本代表はスペインに0-3と完敗を喫し、ベスト8で敗退。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
女子は「16チーム」に増。宮本会長「一戦一戦が負けられない戦いになる」。
FIFA(国際サッカー連盟)は4月10日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会により2028年に開催されるロサンゼルス・オリンピックのサッカー競技の参加チーム数について、女子が「12チーム」から「16チーム」、男子が「16チーム」から「12チーム」に変更する提案が承認されたと発表した。
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長はこの決定を受けて、次のようにコメントしている。
「男子に関して、オリンピックへの出場枠が減ったことでアジア予選がさらに厳しくなることは間違いない。アジアの出場枠が最終的に何枠になるのかは現時点で認識していないが、一戦一戦が負けられない戦いになる。パリオリンピック出場を勝ち取ってくれた大岩監督の経験が生きると思うし、JFAとしても出場権獲得に向けて全力で取り組んでいきます。
女子に関して、出場枠が拡大したことは歓迎。アジア予選も決して簡単ではないが、なでしこジャパンはニールセン監督のもとで再び世界一になることを目指していて、そのために一歩一歩着実に進んで行くことが重要だと考えている。27年の女子ワールドカップとともに28年のオリンピックの金メダルを目標に強化に努めていきます」
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前回パリ五輪の女子(参加12チーム)のアジア出場枠は「2」だった。ロス五輪の男子サッカーでもその枠数が適用されるのか、あるいはプレーオフ枠が設けられるかどうかも注目される。