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【浦和 3-1 横浜FM】ボザ初ゴール、サヴィオ鮮烈FK弾! まさかのミスから渡邊凌磨も決める

浦和のダニーロ・ボザ 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

監督解任のマリノス、山根陸の一発で流れを変えたが――。

[J1 11節] 浦和 3–1 横浜FM/2025年4月20日16:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ11節、浦和レッズが3-1で横浜F・マリノスに勝利を収め、リーグ3連勝を収めた。浦和は首位の京都サンガF.C.から2ポイント差の暫定4位に浮上した。

 ホームチームは前半ラストプレー、マテウス・サヴィオが鮮やかな直接フリーキックをゴールネットに突き刺す。横浜FMのGK朴一圭は壁の上を越えてくると予想していたが、外から大きく巻く技ありのショットをねじ込んだ。

 後半立ち上がりには、ゴール前での諏訪間幸成の痛恨のミスパスを渡邊凌磨が押し込み2点リードに広げた。

 ただ、そこから選手交代しながら横浜FMが開き直って試合を支配する。59分、山根陸が会心のショットを突き刺してみせた。

 松本泰志、原口元気が投入されたが、原口のサイドがボールウォッチャーになり、ラインを下げる状態に。立て続けに相手に決定機を作られたものの、辛うじて失点にはならず。

 ピンチの連続だった浦和だが、チャンスを見逃さなかった。88分、コーナーキックから原口の左足のクロスを、ダニーロ・ボザがヘッドで叩き込み、試合を決定づける3点目をもたらした。ボザは嬉しい浦和での初ゴールに。

 浦和がこのまま3-1で逃げ切りリーグ3連勝。5勝4分3敗の勝点19で暫定4位に浮上した。ホーム5連戦中で、次戦は25日にホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

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 横浜FMはこの試合のあと、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのファイナルステージに臨むため、サウジアラビアに向かう。準々決勝では、クリスチアーノ・ロナウドの所属するアル・ナスルと対戦する。