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【浦和】Jリーグ史上初「2年連続 売上高100億円以上」。広告料収入は3年連続40億円突破、グッズ販売が過去最高

浦和レッズのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

入場料収入は前年比1億円減も、リーグ戦の年間入場者数は15シーズンぶりに70万人を超える。

 J1リーグの浦和レッズを運営する浦和レッドダイヤモンズ株式会社は4月24日に定時株主総会を開催し、2024年度(2024シーズン)の事業収支が承認されたと発表した。

 売上高は102億1100万円で前期103億8400万円からマイナス1億7300万円。Jリーグクラブ史上初となる2期連続で100億円を上回った。

 事業運営費とチーム運営費を合わせた事業経費は90億300万円、営業利益は3億2900万円、経常利益は3億7900万円、当期利益は3億1100万円だった。

 当事業収入では、入場料収入が前年からホームゲーム8試合が減り、平日開催や4試合の雷雨中止・延期が影響して、前期比マイナス1億3300万円の20億1200万円 となった。一方、リーグ戦の年間入場者数は 71万2852人で、2009年以来15シーズンぶりに70万人を超えた。

 一方、広告料収入(パートナー協賛金、RBC 会費など)は3期連続の更新はらなかなかったものの、前期比マイナス1億1500万円で41億800万円を計上した。

 グッズ収入は1100万円増で15億9400万円、移籍金やスクール会など「その他」の収入は同6400万円増で過去最高だった前年を上回る15億9400万円となった。

 純資産は19億2100万円で、2024 年度も堅実に積み上げている。

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 クラブは「チームの成績にかかわらず、試合にご来場くださった多くのファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さまをはじめ、浦和レッズを支えてくださったすべての皆さまに心より御礼申し上げます。皆さまからの温かいご支援のおかげで 2023 年度に引き続き、安定したクラブ経営を行うことができました。皆さまから頂戴いたしました多くのご期待にしっかりとお応えできるよう、浦和レッズは引き続き皆さまと共に『安 心・安全で快適な熱気ある満員のスタジアム』の実現を目指して尽力してまいります」と決意を示している。