【浦和】2列目にマテウス・サヴィオ×本間至恩×金子拓郎、原口元気×中島翔哉×前田直輝が組む。安部裕葵も加わる!
浦和に加入した金子拓郎。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
ビルドアップを確認するメニューで、金子が存在感を示す。サイドバックも興味深い組み合わせに。
J1リーグ浦和レッズは1月9日、大原サッカー場で2025シーズンに向けた始動後初めての公開練習を行い、マチェイ・スコルジャ監督のもと、2チームに分けてのビルドアップの確認などに時間を費やした。
この日のメニューでは、昨季から引き続き4-2-3-1の布陣を採用。今回はゴールキーパーは参加せず、フィールドプレーヤーのみで立ち位置などをチェックしていった。
注目された中盤のボランチ+2列目だが、次のような組み合わせが試されていた。
・マテウス・サヴィオ × 本間至恩 × 金子拓郎 渡邊凌磨 × サミュエル・グスタフソン(CFは髙橋利樹)
・原口元気 × 中島翔哉(→安部裕葵) × 前田直輝(→二田理央) 安居海渡 × 松本泰志(CFは長倉幹樹)
なかでもベルギー1部KVコルトレイクから加入した金子はスピードを生かして、サイドから何度もキレのある突破を披露してチャンスメイク。早くも順応するとともに存在感を示していた。
シーズン立ち上げの確認作業の段階とはいえ、サイドバックが、早川隼平&関根貴大、長沼洋一&石原広教という顔触れになっていたのも興味深い点だった。
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浦和はこのあと1月12日から2月1日まで、沖縄県・金武町フットボールセンターでキャンプを実施。リーグ開幕は2月15日のヴィッセル神戸戦で、22日・京都サンガF.C.、26日・湘南ベルマーレとアウェーでの3連戦に臨む。埼玉スタジアムでのホーム初陣は3月2日の4節・柏レイソル戦だ。また6月には新方式になるアメリカでのクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に日本勢では唯一出場する。
取材・文/佐藤亮太
text by Ryota SATO