むむむ…FWギアクマキスが再び移籍市場に登場。かつて浦和と「合意」、メディカルチェック後に翻意
ギアクマキスの公式インスタグラムより(@giakoum9_official)
メキシコ1年目、クルス・アスルで30試合・9得点・7アシストと活躍。
メキシコ1部(リーガMX)クルス・アスルに所属するギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Giorgos Giakoumakis)だが、今夏、移籍する可能性が浮上している。
2022年から2023年にかけての冬の移籍マーケットで、当時セルティックFCに所属していたストライカーは、J1リーグ浦和レッズと合意に達した。ところがオランダでメディカルチェックを受けた直後に翻意し、MLS(メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッド行きを決断した。
するとギアクマキスはアトランタで1年半プレーし、リーグ戦38試合・22得点、公式戦通算43試合・24得点と活躍。そして2024年夏、メキシコの強豪クルス・アスルに完全移籍したのだ。
ギアクマキスはメキシコでも結果を残し、クルス・アスルはリーグ前期1位に。ただ上位8チームがトーナメントで争うリギージャの準決勝で敗れた。するとリーグ後期も3位で終え、リギージャに進んでいる。185センチある30歳のストライカーは、リーグ戦では30試合・9得点・7アシストと好成績を収めている。
そんな充実しているギアクマキスだが、この夏、再び移籍する可能性が浮上しているというのだ。クルス・アスルとは2028年6月まで契約を結んでいるが、詳細は「非公表」となっている。
そうしたなか移籍情報を専門とするジャーナリストのエクレム・コヌール氏( @Ekremkonur)が4月29日、ギアクマキスについて、「この夏、クルス・アスルを退団する可能性が出ている。MLSの2クラブがこの30歳のギリシャ人ストライカーの獲得に興味を示している。1000万ユーロ(約16億円)のオファーを出す可能性がある」とレポートした。
浦和が2年前、獲得に動いた際はセルティックと350万ユーロ(約5億6000万円)~400万ユーロ(約6億4000万円)で合意したと言われる。その約3倍まで膨れ上がっている。
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さすがに浦和の再オファーはないか。当時も家族とともに「言葉の問題」を重視してアメリカを選択したと言われる。今回も「DP枠」(MLSの特別指定枠)や、生活文化・言語……そのあたりが関係して1シーズンでの退団の噂が浮上している。