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今季プレミア初先発の遠藤航が渾身シュートブロック! しかしリバプール、チェルシーに1-3敗戦

リバプールの遠藤航がスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦で先発し、69分までプレーした。写真:ロイター/アフロ

69分で交代に。ファン・ダイクが意地の一撃も…。

[プレミリーグ 35節] チェルシー 3-1 リバプール /2025年5月5日(現地4日)/スタンフォード・ブリッジ

 イングランド・プレミアリーグ35節、リバプールFCの遠藤航がチェルシーFCとのアウェーゲームで4-2-3-1のボランチで今季リーグ初先発を果たした。日本代表キャプテンは渾身のシュートブロックも見せたが、2失点を喫してリードを許したなか、69分に途中交代した。試合はチェルシーが3-1で勝利を収めた。

 レッズでは遠藤、ハーヴェイ・エリオットがプレミアリーグ今季初先発。ただ、今季初めて組む陣容で手探りのなか、3分、遠藤が他の選手へのマークで引き出されたスペースを突かれ、エンソ・フェルナンデスに先制点を決められてしまう。

 その後も、いわゆる中盤の役割も担う“偽サイドバック”として右サイドバックにモイセス・カイセドを起用したチェルシーが優位に試合を進めていく。

 56分、サイドを崩されたあとのクロスを遠藤が渾身のクリア! ところが、フィルジル・ファンダイクがそのボールを蹴り出すと、CBに起用されていたジャレル・クアンサーに当たって、オウンゴールに……。リードは2点に広がる。

 遠藤はエリオットとともに69分で交代に。ドミニク・ソボスライ、アレクシス・マック・アリスターのレギュラーコンビがピッチに立つ。

 すると85分、マック・アリスターのコーナーキックをファン・ダイクがヘッドで合わせて、意地の1点を返した。

 さらに終了間際の90+6分、コール・パルマーがPKを沈めて、試合は3-1で、チェルシーが勝利を収めた。

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 リバプールはすでに優勝を確定。一方、5位チェルシーはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権争いの真っただ中にあり、この勝利で2位アーセナルまで4ポイントと射程圏に捉えた。