【鹿島】レオ・セアラが復活の決勝PK弾!「安西選手から良い形でパスを出してくれた」
鹿島のレオ・セアラ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
「練習では鈴木優磨選手、チャヴリッチ選手もたくさんPKを決めていたので…」
[J1 15節] 福岡 0–1 鹿島/2025年5月6日14:00/ベスト電器スタジアム
J1リーグ15節、鹿島アントラーズがレオ・セアラのPKによる1点を守り切り、アビスパ福岡に1-0の勝利を収めた。鹿島はリーグ5連勝で、首位をキープ。2位柏レイソルとは4ポイント差で、3位浦和レッズとは7ポイント差に広げた。
田川亨介の脳震とうの疑いにより、前半途中にスクランブルで投入されたレオ・セアラだが、自ら獲得したPKを沈めて計62分間プレーした。
再び得点ランキング1位となる9ゴール目を決めたレオ・セアラは試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「2週間以上かかったケガを経て、初めての45分間以上のプレーになり、力を出し切り足をつってしまいました」と少し苦笑いを浮かべた。
ただ、期待に応えるPK弾を沈めたのはさすがだ。これがチームに勝点3をもたらす決勝点になった。
ブラジル人ストライカーは安西幸輝からのスルーパスが来た瞬間、得点を予感していた。
「安西選手から良い形でパスを出してくれたので、そこに走り込みファウルを受けました。練習では鈴木優磨選手、チャヴリッチ選手もたくさんPKを決めていました。そのなかで、今日は自分がPKを蹴ることができて良かったです」
一方、後半のビッグチャンスをものにできなかったが……「決め切らなければいけませんでした。ただ簡単に見えて難しい状況でした。もちろん決めていればより戦いやすくなっていました。それでも体を張って守り切れたことはプラスに思っています」と振り返った。
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11日は国立競技場での川崎フロンターレ戦だ。スタメン復帰もあり得る状況だが、レオ・セアラは「とても難しい試合になるのは間違いありませんが、まずしっかり休んだあと、勝ち続けられるようにしっかり準備します」と、注目の対戦を楽しみにしていた。